2020.06.23 5Gスマホ用SoC、ミッドレンジで競争激化台湾メディアテックなど首位クアルコムを追う

クアルコムはスナップドラゴン6シリーズで初の5G用SoCをリリース

 新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、20年の世界のスマートフォン出荷は前年比12%減と過去最大の落ち込みが予想されている(米IDC調べ)。だが5G端末は例外のようだ。

 中国では3月後半から需要が回復。先月いったん足踏みしたが、端末メーカーがミッドレンジの5G端末を積極投入していることから市場は急速に拡大。20年のスマホ出荷の15%を5Gが占めるとの予測もある。高スペックで手頃価格のスマホを実現する半導体開発も競争が過熱して...  (つづく)