最先端実装機群「R世代機」紹介

　FUJIは製造現場の課題解決のために「Target ZERO」をテーマに掲げ、「実装不良ゼロ」「オペレーターゼロ」「機械停止ゼロ」「実装限界ゼロ」の高品質ソリューションを紹介する。

　ブースでは実装機の最先端モデル群「R世代機」を提案する。R世代機を軸としたFSF（FUJIスマートファクトリー）が生産現場に与える革新性を訴求。FSF導入により、生産の最大化を実現した顧客事例も紹介する。

　主力の次世代型実装機「NXTR（ネクストアール）」には、SモデルとAモデルがある。Sモデルは徹底したモジュール設計で、生産に応じた最適なライン構成を実現。リアルタイムセンシング実装、装着動作の最適化、装着後チェックなどのQCD（品質・コスト・納期）を高い水準で維持する機能を搭載した。

　Aモデルは高品質と生産性を維持する機能を強化している。さらに、段取り換えや部材補給作業を自動で行うスマートローダーを搭載する。

　「NXTR PM」はNXTRのコンセプトである小型化や面積生産性、フロントオペレーション、簡単オペレーションを継承した印刷機。幅広い基板サイズと枠サイズに対応し、微細パターン印刷能力にも優れる。

　拡張型オールインワン装着機（実装機）「AIMEXR（エイメックスアール）」は、変種変量生産の要望に応える柔軟性と拡張性を備える。NPI（新製品導入）対応、一括段取り換えによる生産品種切り替えの即時対応など、フレキシブルな生産に強みを発揮する。

　今回はAIMEXR専用マルチヘッド「RHDXヘッド」を世界初公開する。同ヘッド1台で極小チップ（0402サイズ）から大型部品（200×150ミリメートル）まで対応し、生産能力は最大3万3000CPH。多種多様な生産において高品質化や高効率化に貢献する。