2026.03.09 【SMT・SMD特集】東京ウエルズ 電子部品供給を下支え、主力技術軸に提案力拡大

汎用テストハンドラー「MMTH」汎用テストハンドラー「MMTH」

 東京ウエルズは、電子部品を高速で正確に搬送する技術をはじめ多彩な主力技術を生かし、部品産業を支えている。今後も、部品の製造・検査装置を手がける専門メーカーとしての強みを発揮。顧客ニーズが高度化する中、多様な技術を組み合わせることで、部品向けソリューションの提案力を一段と強化していく。

 同社は、「搬送・制御・回路・計測・画像」という五つのコア技術を基盤に、多彩な部品向けソリューションを展開している。部品の品質を画像処理で判定する外観検査機「TWA-4100」シリーズに加えて、主に半導体デバイスの機能が正常に働くかを評価するテストハンドラーの展開にも力を入れている。

 中でもテストハンドラー事業では、ラインアップの拡充に注力。汎用の「MMTH」から、部品をパレットに整然と移載する「MMIH」や、ピックアップ搬送式で安定搬送と外観検査を両立できる「MMVH」まで用意した。

 MMTHには、顧客のさまざまな課題に対応して構成を迅速に組み替えられるモジュール方式を取り入れたことが特徴だ。具体的には、「供給」「テスト」「排出」という各部をモジュール化し、その時々の要望に柔軟に対応できるようにした。オペレーターの手を介さない自動化も実現した。

 さらにMMIHは電子部品や半導体素子などを整列させパレットに移載・格納するテストハンドラーで、比較的大型の電子部品や個別部品をトレーへ整列させる用途で威力を発揮する。

 MMVHは「つり搬送式」を採用することで機構部品の安定的な搬送を実現したテストハンドラー。吸着搬送により、多様な形状の製品の外観を検査できるようにした。

 1971年の創業から部品の製造・検査に関わる装置を作り続けてきた同社。培った技術力を武器に、今後も高度化する部品産業のニーズに対応し、世界目線で部品の安定供給を支え続ける構えだ。