2026.03.25 ことばの天使とスピーチリンク、「AI×専門職」で失語症のリハビリ支援

 オンラインなどで言語のリハビリを支援することばの天使(大阪市都島区)は、AI(人工知能) と音声データを用いたコミュニケーション支援サービスを開発するスピーチリンク(東京都新宿区)と連携し、失語症向けAI言語リハビリテーションプラットフォーム「Speech Link(スピーチリンク)」を4月25日から提供する。AIに言語聴覚士による専門指導を組み合わせたハイブリッドモデルを採用する。2026年度内を目標に、個人ユーザー500人への提供と5医療機関への導入を目指す。

 スピーチリンクは、両社が連携して提供する。具体的には、AIによる24時間利用可能な自立トレーニングに、言語聴覚士による月1~2回のオンライン個別指導を組み合わせたリハビリを行う。

 主な機能としては、失語症特有の発話パターンに対応したAI会話練習「ことばトーク」や、経験値と連続ログイン日数を可視化し継続を促す仕組みを備えた「ホーム(習慣化ダッシュボード)」などがある。

 従来の失語症のリハビリでは、週数回の対面訓練が中心だった。市場にあるトレーニングツールは、利用者がメニューを選択するもので、退院後は対面でのセッションを受ける機会が激減するという問題があった。スピーチリンクでは、AIが患者の発話を分析して即時にフィードバックし、その学習ログをもとに言語聴覚士が個別評価と方針決定を行う。