2026.03.26 ブラザー、独テクノロジーセンター移転 ショールーム2.5倍に、欧州で工作機械強化

ブラザーテクノロジーセンターフランクフルトの外観

SPEEDIOシリーズを展示するショールームSPEEDIOシリーズを展示するショールーム

 ブラザー工業は26日、工作機械のショールームを併設した「ブラザーテクノロジーセンターフランクフルト」をドイツのヘッセン州バート・ホンブルク市に移転したと発表した。新施設はショールーム面積を従来比約2.5倍に拡大し、主力の「SPEEDIO」シリーズのほぼ全ラインアップの展示が可能となった。

 加工実演やテスト加工、セミナー開催などサービスサポート活動を行う拠点として活用していく。延べ床面積は1700㎡で、ショールーム部分は720㎡を確保する。

 欧州は中国に次ぐ工作機械市場で、自動車や航空機、医療機器など幅広い産業で需要が拡大している。特にドイツを含む西欧では多品種少量生産へのニーズが高まっている。

 ブラザーは2027年度を最終年とする中期戦略で、中国、インド、日本に加え、欧州と東南アジアを産業機器事業の重点地域に定めている。今回の拡張移転を通じて販売・サービス体制の強化につなげていく。