2026.03.30 オリンパス、社内で「内視鏡の授業」 大腸がん予防への社員の理解促進
「内視鏡の授業」に熱心に耳を傾ける社員
オリンパスは、東京都内のグローバル本社で、社員向けに「内視鏡の授業」を開催した。世界の内視鏡市場をリードする同社の強みを生かし、小中高校生を対象に実施してきた取り組みを、今回は社内教育向けに初めて企画。会場には合計で49人の社員が集まり、講義に熱心に耳を傾けた。
内視鏡の授業は2016年に開始し、中学1年生から高校3年生までを対象に継続的に展開してきた。今回は、大腸がん啓発月間に加え、同授業の10周年とオリンパスミュージアムのリニューアルを記念して企画された。
授業では、職種を問わず専門トレーニングを受けた社員が講師を務め、参加者を直接指導した。消化管の仕組みをはじめ、「がんの予防と早期発見の重要性」や「内視鏡技術の革新の歴史」について解説。さらに、実際の内視鏡や処置具の操作体験、AI(人工知能)を活用した診断の紹介なども行った。
大腸がんは日本人に最も多いがんで、早期に発見すれば95%以上が治るとされている。一方、初期段階では自覚症状が出にくく、発見が遅れやすいのが課題だ。このため、定期的な検診が重要とされ、厚生労働省は40歳以上を対象に、年1回の問診と便潜血検査の受診を推奨している。











