2026.05.11 東京応化工業の26年1~3月期、大幅増収増益 生成AI関連向けが業績拡大をけん引

 東京応化工業の2026年12月期第1四半期(1~3月)連結決算は、生成AI(人工知能)関連向け需要の好調な推移を追い風に、大幅な増収増益となった。

 売上高が前年同期比23.6%増の670億7700万円、営業利益が同53.8%増の150億7400万円、経常利益が同56.2%増の153億7400万円、当期純利益が同55.8%増の117億2500万円。スマートフォン需要は低調だったが、生成AI関連需要が好調に推移し、エレクトロニクス機能材料、高純度化学薬品ともに大幅に販売が増加した。固定費の増加がみられたものの、増収効果により大幅営業増益を達成した。

 部門別売上高は、エレクトロニクス機能材料が前年同期比29.0%増の357億9500万円、高純度化学薬品が同17.2%増の299億8600万円、その他が同40.0%増の12億9500万円。

 通期連結業績予想は従来予想を据え置いたが、顧客の需要動向は引き続き先端分野を中心に強い状況が継続しているとした。第2四半期(4~6月期)以降は原材料価格の上昇が想定されるが、製品価格転嫁などの施策を実施していく方針。