2026.06.15 瑞ケ池公園で桜剪定、35人が参加 三菱電機高周波光デバイス製作所

剪定作業や断面への薬液塗布など、桜の木を守る活動を毎年実施

当日は天候に恵まれ、熱中症対策にも万全を期し、作業にあたった当日は天候に恵まれ、熱中症対策にも万全を期し、作業にあたった

 三菱電機 高周波光デバイス製作所(兵庫県伊丹市)は3日、社会貢献活動の一環として「瑞ケ池公園(ずがいけこうえん)の桜を育てる会」活動を実施した。

 当日は、桜の剪定(せんてい)作業や池周辺のごみ拾いを実施。同製作所の従業員30人をはじめ、伊丹市みどり自然課2人、瑞ケ池公園管理事務所2人、地域住民(同社OB)1人の計35人が参加した。

 剪定作業では、先端が朽ちるなどした枯れ枝を剪定用のこぎりで切断。断面に虫が付くのを防ぐ薬液を塗布したり、木の根元から飛び出た細い枝を剪定用ハサミで除去したりした。

 開会式では、瑞ケ池公園の桜を育てる会・荒木幸介会長が「活動は伊丹市のみどり自然課・近隣自治会などさまざまな方に協力いただいている。日々の公園管理を行っている伊丹市・公園管理事務局の方々を含め感謝申し上げる」と謝意を述べた。

 「今回は今年度最初の活動。剪定ということで危険な器具を使用するため、安全には十分配慮して作業をお願いしたい」(荒木会長)など注意事項に触れ作業に入った。当日は天候も良く、暑い中での作業となるため水分摂取も心がけた。

 参加者の1人、森めぐみさんは「育てる会の活動には今回初めて参加した。経験者の方に教えてもらい剪定作業ができた。普段はデスクワークが多く外での活動はとても良い気分転換になった」と感想を述べ、次回以降もタイミングが合えば参加したいとした。

 同会は1986年に設立。伊丹市の桜を守り育てるため、近隣住民とともに高周波光デバイス製作所の従業員が始めた活動。瑞ケ池公園は道路を挟んで製作所の真正面にあり、近隣で桜の名所の一つとして知られる。

 育てる会は、長年にわたる活動の功績が認められ、09年には日本さくらの会から日本最高峰の「さくら功労者」として表彰された。11年には伊丹市から他の模範となる善行をたたえる善行賞「つつじ賞」を受賞した。

 日米友好の桜を米国へ寄贈して100周年を迎えた12年には、「みどりの愛護」功労者国土交通大臣表彰も受賞している。

 瑞ケ池周囲には、ソメイヨシノ・山桜・八重桜など、約600本の桜が植樹されている。伊丹市みどり自然課や近隣の自治会長などの協力のもと、枯枝剪定・施肥・清掃活動を年3回継続的に行っている。