2020.11.12 オーテクがワイヤレスネックスピーカTV/学習向け2機種投入

「AT-NSP700TV」の使用イメージ

 オーディオテクニカは、利用シーンに合わせて選べるワイヤレスネックスピーカ「AT-NSP700TV/300BT」を13日から発売する。

 NSP700TVは「しっかり聴ける、を日常に」をコンセプトに、暮らしの中の音にまつわる悩みを解決する「SOUND ASSIST(サウンドアシスト)」シリーズのワイヤレスネックスピーカ。

 テレビの音が聴き取りにくいときや、大きな音を出しにくいときに、NSP700TVを身に着けている人だけに〝はっきり〟とした音でテレビの音声を届ける。ワイヤレスで首にかけたまま移動できるので、電波の届く範囲であれば、リビングやキッチンなど好きな場所で楽しめる。

 よりテレビの音声が聴きやすくなる「はっきり音」機能を搭載している。人の声(中高域)の周波数を強調する独自のデジタル音声処理技術により、ニュースやドラマなどのセリフを際立たせることができる。

 素材には、首や肩にフィットするシリコンを採用。しなやかなバンドと軽量ボディー設計により、長時間でもストレスなくテレビを視聴できる。

 NSP300BTは、オンライン授業や一人一人に最適な学習内容を提供するアダプティブ・ラーニングなど、変わりつつある小中学校の教育現場を踏まえ、新しい時代の学習環境に最適なアイテムとして開発した。

 左右にあるスピーカユニットは、首からかけるだけで耳の方向に向くよう調整されており、小さな音量でもクリアな音で聴くことができる。二つのパッシブラジエータを搭載したサウンドバイブレーションテクノロジーにより、小さなボディーながら豊かな音場を再現する。聴覚を保護するための仕様として、音量が常に85デシベル以下になるよう設計した。

 素材には首や肩にフィットしやすいエラストマを採用。重さも約75グラムと軽量なため、着けていることも忘れるほどの自然な着け心地でリスニングに集中することができる。

 価格はオープン、市場想定価格(税別)はNSP700TVが1万7000万円前後、NSP300BTが1万円前後。