2021.04.27 79件で2年連続減少も負債総額が過去最多帝国データバンクまとめ20年度の太陽光関連業者倒産動向調査
追い風が吹く太陽光発電だが、制度改変など事業環境の厳しさもある
帝国データバンクは、2020年度の太陽光関連事業者の倒産動向調査をまとめた。それによると、20年4月~21年3月の倒産件数は79件で、2年連続で減少した。しかし、年度末に大型倒産が相次いだ影響により、負債総額は約486億5000万円に上り、前期の2倍以上に膨れた。
帝国データバンクでは「今後の動向には十分な注意が必要だ」としている。
倒産件数は、調査をまとめ始めた06年度以降、18年度の96件をピークに... (つづく)