2021.06.21 【冷蔵庫特集】シャープSJ-MF46H/MW46H 大型で奥行き630ミリ実現

インテリアと調和しやすい薄型設計のSJ-MF46H

 シャープは、庫内容量が350リットル以上の大型冷蔵庫で業界最薄となる奥行き630ミリメートルの薄型設計を図った戦略モデルSJ-MF46H/MW46H(庫内容量457リットル)の提案に力を入れる。ユーザーからの支持も高く好評だ。

 新製品2機種は、奥行きの薄さに加え、インテリアに調和しやすいデザイン(メタルドア×木目調ハンドル)、使い勝手(メガフリーザー・野菜室の真ん中配置など)など、総合的に商品力を高めている。

 庫内容量はあえて451~500リットルゾーンにしたのもこだわりの一つで、このゾーンがエコポイント特需の買い替えで伸びていること、子どもの成長で500リットルまでの容量は要らなくなったという層のニーズにも応えた。

 奥行き630ミリメートルについては、理想とする冷蔵庫の奥行き寸法について調査し、640ミリメートル以下を選択するユーザーが多いことから決断、他社にないラインアップとして差別化訴求する。

 これにより、システムキッチンや食器棚と冷蔵庫の横ラインを考慮し、出っ張りがなく、きれいに設置したいという確かなニーズに応える。薄型設計により、奥の食品を取り出しやすいというメリットもある。

 鋼板ドアでもなく、ガラスドアでもない〝第3の素材〟として質感あるメタルドアを採用。丸みを持たせて、ガラスドア冷蔵庫の先鋭的なデザインにはない温かみ、やさしさを表現。木目調ハンドルが調和し、キッチンになじむデザインとした。

 このほか、かがまずに野菜を取り出せて体に負担が掛かりにくい野菜室の真ん中配置にもこだわった。チルドルームの上段に、密閉構造の「うるおいチルド」を搭載。上段冷凍室には従来の「おいそぎ冷凍」に加え、約20分で粗熱を取る「作りおき急冷」を新搭載した。

 人感センサーと音声対話を連携させるなど、AIoT機能も充実している。