2019.11.13 デノン サブウーハー内蔵のサウンドバー、豊かな低音域を再生

サブウーハー内蔵サウンドバー「DHT-S216」の使用イメージ

デノンは、DTS Virtual:Xとブルートゥースに対応したサブウーハー内蔵サウンドバー「DHT-S216」を12月上旬に発売する。 DHT-S216は、横幅が890ミリメートルのコンパクトなボディーにサブウーハーを内蔵した一体型の2.1チャンネルサウンドバー。 明瞭なサウンドを奏でるカスタムメードのツイータとミッドレンジドライバーに加え、エンクロージャの底面に向けて2基の75ミリメートルサブウーハーを搭載。低音の量感とクリアネスを最適にバランスさせるよう、綿密に設計されたバスレフポートをエンクロージャの左右に配置することで、一体型のサウンドバーでありながらリビングルームを満たす豊かな低音を再生する。 入出力は、4K対応のHDMI入出力を各1系統、光デジタル入力を1系統、アナログAUX入力を1系統装備。音声フォーマットはDolby Digital、DTS、AAC、リニアPCMに対応している。 オーディオ・リターン・チャンネル、HDMIコントロール機能に対応しているため、同機能に対応したテレビとHDMIケーブルで接続するだけで、テレビの音声のDHT-S216での再生、テレビのリモコンでのDHT-S216の音量調整や電源オン/オフの連動が可能になる。 サウンドチューニングは、デノンのHi-Fiコンポーネントと同様に、サウンドマネージャーと音質担当エンジニアによって行われている。DSPによる補正に依存するのではなく、スピーカユニットの基本設計からエンクロージャの形状、吸音材の分量・配置などベースとなる「音の良さ」をしっかり磨き上げた。 デノンのサウンドバーとして初となる、入力された音声信号をサラウンド/バーチャルなどのDSP処理をバイパスしてアンプに届ける「Pureモード」を搭載した。臨場感豊かにワイドな空間を描く「Movieモード」、ボーカルや楽器の音を鮮やかに奏でる「Musicモード」、控えめな音量でも迫力を感じられる「Nightモード」の3種類のサウンドモードも搭載した。価格はオープン。市場想定価格は2万3000円前後。