2021.08.24 JBLが75周年記念でレトロな外観のアンプ最新の設計と機能、操作性融合
最新のアンプ設計と機能、快適な操作性を融合したJBL周年記念モデルのインテグレーテッド・アンプ「SA750」
ハーマンインターナショナルは、今年で創立75周年を迎える「JBL」ブランドから、1960年代に登場した銘機「SA600」を思わせるレトロな外観デザインに、最新のアンプ設計と機能、快適な操作性を融合した記念モデルのインテグレーテッド・アンプ「SA750」を、全世界限定生産で今秋から発売する。標準価格は38万5000円(税込み)。
同モデルの上下、左右方向性の異なるツートンのヘアライン仕上げが象徴的なアルミ削り出しフェースパネルには、ボリューム、バランス、入力切り替えの三つの大型ノブと、電源、ミュート、フォノ切り替えなどの五つのスイッチレバー、2連の琥珀(こはく)色のディスプレーを装備している。
本体の両サイドには高級家具にも使用される(チーク天然木仕上げの)ウッドパネルをぜいたくに採用している。フェースパネルには3.5ミリメートルAux入力と、3.5ミリメートルヘッドホン出力を装備。リアパネルにはMM/MCフォノ入力を含む五つのアナログ入力と、四つのデジタル入力を備えており、あらゆるオーディオソースに対応する。さらにプリアウトを装備し、将来的なシステムの拡張もできる。
インターネットを介しての音楽ストリーミング、互換性のあるデバイスとローカルネットワーク接続することで、AirPlay2、Chromecastを介してのストリーミング再生を可能とするWi-Fi機能も組み込まれている。高品位な音楽管理ソフトウエアとして定評の高い「Roon」のエンドポイントとしても機能する「Roon Ready」にも対応している。
チャンネル当たり130W rmsの出力を持つ先進のクラスGアンプは、低出力領域では低電圧電源によるクラスAのパフォーマンスを提供し、より要求の厳しいダイナミクスのために大出力クラスABアンプを動作させる高い電圧と、電流共有能力を持つトロイダルトランスによる大容量電源を備えている。
スピーカーの出力をリスニングスペースに合わせて最適化できるDirac Liveを搭載し、ネットワーク接続されたパソコン経由で、帯域レベル補正を行うためのキャリブレーションマイクが付属している。