2019.11.22 【電波時評】日本の企業も世界標準の労働環境導入を

 AI(人工知能)を人材採用や育成に生かす動きが注目されている。

 経済産業省は第4次産業革命に向けた道筋を示す「新産業構造ビジョン」で、AIなどを長時間労働の是正や生産性向上につなげる方向性を提示。産業界でも導入機運が高まりソフトバンクが17年から、米IBMのAI「ワトソン」を新卒採用選考のエントリシート評価に取り入れた。同社は公平な選考の実現を目指すほか、人事担当者の作業時間を軽減して応募者と真摯に向き合う時間を増やす効果も...  (つづく)