2021.12.03 【年末LED照明特集】三菱電機照明LED照明「misola」
壁埋込形「misola」
壁埋込み形を追加、奥行き感や開放感演出
三菱電機照明は、青空を模したパネルと太陽光の差し込み感を表現するフレームを組み合わせたLED照明「misola(みそら)」のラインアップを拡充した。天井タイプに加えて壁埋込形をそろえ、青空のような空間提案の幅を広げている。
みそらは、窓のない空間でも青空の下にいるかのような開放的な雰囲気を演出することを目指した照明。レイリー散乱を発生させる光散乱体を用いたパネルに、両サイドからLEDを照射して光らせている。
レイリー散乱とは、大気圏に太陽光が入射する際に、大気を構成する分子の影響によって空が青く見える現象だ。みそらはそれを応用し、照明器具で〝青空〟を表現した。
新たなラインアップとなる壁埋込形は、閉鎖的な空間の壁に青空のあかりを再現することで、奥行き感や開放感をもたらす。二方向によるフレームの発光と影が自然な差し込みを演出する。ワークスペースや休憩室、内廊下などさまざまな場所に設置可能だ。
天井タイプは、フレーム部の3面を光らせ、1面が影になるようにすることで、自然な太陽光の差し込み感を演出。光色が異なる複数のLEDを採用し、発光量を変化させることで、青空だけでなく朝焼けや夕焼けなども表現できる。壁埋込形も同様だ。
光色の切り替えは専用リモコンによる手動切り替えと、専用制御機器によってスケジュール制御する自動切り替えの2タイプをそろえる。スケジュール制御を使い、移り変わる空の表情と空間の光環境を連動させ、外と内のつながりを自然に演出することができる。
他社にない差別化された製品として、オフィスや保育園など幅広い用途で導入が進んでいる。