2022.02.04 四国電力送配電など スマートメーター活用の試験協定

 【徳島】四国電力送配電、徳島市上下水道局、第一環境はこのほど、「電力スマートメーターシステムを活用した水道メーター遠隔検針の実証試験に関する協定」を締結した。

 同協定に基づき、徳島市上下水道局は第一環境と協力し、水道検針が困難な箇所の電力式水道メーターに四国電力送配電が提供する無線通信端末を設置し、電力スマートメーターシステムを活用して、検針値や漏水などの警報の遠隔取得などに関する実証実験を行っていく。

 3者は、今後もそれぞれが保有する知見やインフラを組み合わせ、新たな取り組みを実施することにより、水道事業経営の効率化と社会課題の解決に取り組んでいく。

 システムの概要は、徳島市内の検針困難箇所のうち2カ所を対象に、電子式水道メーターと四国電力送配電が提供する無線通信端末を設置し、1日1回1時間ごとの指針値と各種警報を電力スマートメーターシステムに送信する。

 その後、徳島市上下水道局と第一環境から送信されたデータを確認する。

 なお、実証試験の期間は、1月から2023年12月を予定している。