2022.09.01 【防災の日特集】ホタルクス 防災用Nuシリーズ 停電時に自動で非常点灯 最大で10時間の点灯可能

「防災用Nuシリーズ」

 ホタルクスは、停電時に自動で非常点灯する防災用LEDベース照明「防災用Nuシリーズ」の提案に力を入れている。住宅用でも防災用LEDシーリングライトを発売するなど、安心・安全を訴求して他社製品との差別化につなげている。

 防災用Nuシリーズは、建築基準法で定められた非常灯の点灯時間である30分を、災害時における長時間の停電を想定して、最大10時間点灯できるようにしている。停電検知送信機がコンセントの電圧を監視して停電を検知する仕組みだ。

 ペアリング設定によって、停電後10時間はAパターンに配列した防災用Nuを点灯し、Aパターンが点灯しなくなったらBパターンに配列した防災用Nuを点灯する、といった運用も可能。ペアリング数に応じて停電検知送信機が必要だが、こうした運用法を活用すれば最長20時間の明かりを確保することもできる。

 住宅用では、防災用LEDシーリング「HotaluX AID(ホタルクス エイド)」を昨年12月に発売した。防災用Nuと同じように、同室のコンセントに設置した停電検知送信機が電圧状況を監視し、停電を自動で判別して非常点灯する。

 シーリングにはリチウムイオン電池を内蔵しており、300ルーメンの明るさで10時間点灯できる。バッテリーの寿命は10年で、照明器具の交換目安8~10年に合わせた設計だ。

 リモコン操作で、点灯優先の150ルーメン(20時間)、標準の300ルーメン(10時間)、明るさ優先の500ルーメン(6時間)と必要な明るさを選べる。

 明るさを150ルーメンに抑えれば、夜間の7時間のみ点灯させることで、約3日間使用できる計算。必要に応じてオン/オフも可能。