2023.09.01 【防災の日特集】ホタルクス 防災用LEDベース照明、停電検知などで安心・安全
「HotaluX AID」
ホタルクスは、停電時に自動で非常点灯する防災用LEDベース照明「防災用Nuシリーズ」で安心・安全を提案していく。住宅用でも防災用LEDシーリングライトを製品化するなど、非常時にも貢献する製品として差別化したあかりを展開している。
防災用Nuシリーズは、建築基準法で定められた非常灯の点灯時間である30分を、災害時における長時間の停電を想定して最大10時間点灯できるようにした。停電検知送信機がコンセントの電圧を監視して停電を検知する仕組みだ。
ペアリング設定によって、停電後10時間はAパターンに配列した防災用Nuを点灯し、Aパターンが点灯しなくなったらBパターンに配列した防災用Nuを点灯する、という運用も可能。ペアリング数に応じて停電検知送信機が必要だが、このような運用法を活用すれば最長20時間のあかりを確保できる。
光源ユニットの端部に蓄電池の残量を示すモニターランプが付いており、緑色点灯であれば残量90%以上で約9~10時間の非常点灯が可能といったことが確認できる。
住宅用では、防災用LEDシーリング「HotaluX AID(ホタルクス エイド)」をラインアップ。同室内のコンセントに設置した停電検知送信機が電圧状況を監視し、停電を自動で判別して非常点灯する。
シーリングに内蔵するリチウムイオン電池で、300ルーメンの明るさを10時間点灯できる。バッテリーの寿命は10年で、照明器具の交換目安8~10年に合わせた設計。
リモコン操作で、点灯優先の150ルーメン(最長20時間)、標準の300ルーメン(10時間)、明るさ優先の500ルーメン(6時間)と必要な明るさを選べる。明るさを150ルーメンに抑えれば、夜間7時間だけ点灯させて約3日間使用できる計算となる。