2024.01.23 12大学・機関が最新の研究成果披露 ICTイノベーションフォーラム

情報通信分野の最新研究成果が披露された「ICTイノベーションフォーラム2023」=23日、東京ポートシティ竹芝(東京都港区)

 総務省は23日、情報通信分野のイノベーション創出に向けた最新の研究開発動向や成果を発表する「ICTイノベーションフォーラム2023」 を東京ポートシティ竹芝(東京都港区)で開催した。優れた業績を残した12の大学や研究機関が特別講演を行い、取り組んできた過程や成果を披露した。

 同フォーラムは、総務省が推進する「ICT重点技術の研究開発」と「戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)」の一環。コロナ禍収束に伴い対面方式で行われた今回は、2022年度に終了した26件の研究開発課題のうち優れた成果を収めた6件と、19年度に研究開発支援が終了した後も顕著な業績が認められた課題6件の特別講演が行われた。

 あいさつした総務省の田原康生国際戦略局長は「情報通信は技術革新が大変早い分野。研究開発成果を社会課題の解決や国際競争力強化につなげていくためには、研究開発関係者だけでなくさまざまな分野と連携したオープンイノベーションで組むことが重要」と指摘。その上で「今回のフォーラムを幅広いコミュニケーションを図る場として活用してほしい」と語った。

 SCOPEプログラムディレクターの安藤真氏(東京工業大学名誉教授)は「SCOPEは02年度の開始以来、その時々に求められる研究分野のさまざまな課題を推進してきた。独創性や新規性に加え、地域固有の課題の解決や社会実装、国際標準の獲得、世代の多様性も考慮した選考が特徴。受賞課題以外にも、優れた評価を受けた課題がたくさんあった」と総評した。

 (24日付の電波新聞/電波新聞デジタルに受賞者を掲載します)