2024.01.25 アクセンチュアとMujinが製造・物流DX加速へ新会社 データ主導型経営を支援

握手を交わす滝野一征 Mujin CEO兼共同創業者(左)と江川昌史アクセンチュア社長=25日、東京都港区

 コンサルティング大手のアクセンチュアとロボットソリューションを提供するMujinは25日、製造・物流企業のデータ主導型経営を支援する合弁会社「Accenture Alpha Automation」を設立したと発表した。製造・物流現場のオペレーションデータと経営データをつなぎ、自動化・省人化を実現するソリューションの創出を支援。人手不足が懸念される「物流の2024年問題」や、EC(電子商取引)の拡大する宅配の多品種小ロット化といった課題に対応する。

 新会社は、Mujinが蓄積してきた無人搬送車(AGV)やロボットアームに関する知見と、アクセンチュアが持つ企業変革のノウハウを組み合わせ、製造・物流現場のオペレーションデータと、経営の意思決定に必要な全社情報基盤をつなぎ、自動化・省人化を実現するソリューションの開発を目指す。

 また、現場データと、全社のサプライチェーン状況や財務、マーケット情報、経営管理データを統合し、構想策定からシステム構築までを支援。顧客企業のデータ主導型経営を後押しする。

 25日には設立会見が行われ、新会社の社長に就任したアクセンチュアインダストリーX本部マネジング・ディレクターの岩佐知厚氏は「環境変化の大きい先の読みにくい時代においてカン・コツ・経験に依存した意思決定は競争劣後を招く」と指摘。経営データと現場データを接合させることで「デジタルツイン・エンタープライズが実現でき、広範な経営命題に対してデータに基づいた正確で迅速な意思決定が可能になる」と力を込めた。

 新会社の設立は1月15日。東京都港区に本社を置く。出資構成はアクセンチュア70%、Mujin30%。

(29日付の電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)