2020.05.01 東京エレクトロン、3月期連結は減収減益

 東京エレクトロンの20年3月期連結決算は減収減益だった。半導体製造装置、FPD製造装置のいずれも顧客による設備投資調整の影響を受けた。

 主力の半導体製造装置の売上げは前年比9.1%減の1兆609億円。ロジック/ファウンドリ分野は最先端世代への移行に伴って活発な投資が行われ好調に推移した。一方、メモリー分野は過去数年の生産力増強に向けた投資が一服し、新規装置の売上げが減少。ただ、メモリーは期後半から需給バランスの改善が見られるなど回復基...  (つづく)