2024.09.13 千葉大学などの研究チーム、光で冷える半導体の実証成功 従来手法と全く異なる応用の可能性

 千葉大学大学院理学研究院の山田泰裕教授らの研究チームは、次世代太陽電池や発光デバイス材料としても期待されるハロゲン化金属ペロブスカイトを用いて、光で物質を冷やす「半導体光学冷却」の実証に成功した。光を使った冷却は、物理的に孤立した状況にある物質でも冷却できるため、従来の冷却手法とは全く異なる応用の可能性がある。

 研究チームは山田教授のほか、千葉大大学院融合理工学府博士前期課程2年の大木武氏、大阪大学大学院工学研究科の市川修平...  (つづく)