はんだ付け自動化支援を紹介

　はんだ付けロボットを主力事業とするソルダリングのスペシャリスト集団としてグローバルにソリューションを提供しているジャパンユニックスは、「人手不足、フルオートメーションラインに向けたジャパンユニックスの提案」をテーマに、ネプコンジャパンに出展する。

　上下両面からレーザーはんだ付けができるデュアルレーザーソルダリングシステムや、ライン構成にぴったりな直交型はんだ付けロボット「UNIX-GFシリーズ」の展示を軸に、どのようにオートメーションを実現し、ジャパンユニックスではどんなことができ、どんな製品があるのかを丁寧に説明していく。

　デュアルレーザーソルダリングシステムは、上面からは「多点同時はんだ付け工法」のエリアレーザーを照射。一方で下からは「下からレーザーはんだ付け工法」でシングルレーザーを照射する。基板両面の部品を1台の装置ではんだ付けすることができ、上下で条件の異なる部品のはんだ付けも可能。同製品を会場で実演展示する。

　このほか、はんだ付けの量産化を支援する製品・サービスの紹介を行う。2024年に発売した新型自動はんだ付けコントローラー「USC-06」は、イーサネット接続で外部機器とのデータ通信が可能。はんだの詰まりや切れを、エンコーダーにより高精度に検出する。用途に合わせて、ヒーター（AH／BH／AD）やこて先形状を選ぶことができる製品だ。

　同社は、世界的な電子製造業界の品質標準規格IPCの資格を持つ技術者や、はんだ付けを数値化・科学する技術力を有する。会場では「『相談から量産まで』はんだ付け自動化を支援します」というキャッチコピーを提示し、量産現場に活用できる実践的なソリューション提案を行い、顧客の多様化するニーズに対応する。