2025.01.27 日東電工、4~12月連結は売上高など過去最高

 日東電工の2025年3月期第3四半期(24年4~12月)連結決算は増収増益。データセンター向けの高容量ハードディスクドライブやIT機器の生産が想定を上回り、同社製品の需要が増加。営業利益は円安による影響で198億円の増益要因となった。第3四半期累計として売上収益、営業利益ともに過去最高を更新した。

 インダストリアルテープは基盤機能材料の売上収益が伸長。オプトロニクスは情報機能材料、回路材料の売上収益が伸長。ヒューマンライフはライフサイエンス、メンブレン、
 パーソナルケア材料の売上収益が伸長した。

 通期連結業績予想は前回の発表から全ての項目を上方修正。売上高は1兆50億円を見込む。