2025.01.28 異常検知と外観検査にAI活用、産業向け新ソリューション リッジアイ

リッジアイは異常検知・外観検査AIソリューションの提供を開始した

「感性評価AI」とは「感性評価AI」とは

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 AI・ディープラーニング技術のコンサルティングと開発を行うRidge-i(リッジアイ、東京都千代田区)は28日、工場やインフラ設備などで活用する異常検知・外観検査のAIソリューション「Ridge Inspection」の提供を開始した。

 新ソリューションは、最新のAI技術と従来の画像処理技術を組み合わせ、複雑な状況分析にも対応可能。異常検知などで抱える顧客の課題に合わせて、カスタムAIモデルを搭載できるのが特徴だ。

 異常検知・外観検査のAI活用では、既存ツールで精度を上げるために不具合を完全に検出しようとして過検出になったり、適切なセンサーや撮像設備の選定が難しかったりする課題がある。こうした課題に合わせてAIをカスタマイズ可能。熟練者の感覚的な判断を数値化する「感性評価AI」も活用できる。

 車体塗装の外観検査やタイヤ摩耗の状態判定のほか、配管内部のさびや腐食のレベル分類、水処理施設での異常検知など工場やインフラ、プラント、医療、建設など多岐にわたる産業分野に対応する。