2025.01.29 航空電子、産機市場低迷で減収
日本航空電子工業の2025年3月期第3四半期(24年4~12月)連結決算は、産業機器市場の低迷などが響き減収となったが、営業利益はほぼ横ばいを維持した。
市場別では、自動車市場での電動車減速の影響を受けたほか、携帯機器も高級機種を中心に厳しさが継続し、産業機器市場は本格的な回復に至らず、低迷が継続した。
セグメント別の売上高は、コネクタ、UIS、航機の3セグメントでそれぞれ減収となった。市場別の売上高は、携帯機器と産機・インフラはそれぞれ2桁の減収となったが、自動車は同7%増となり、航空・宇宙は防衛予算の増額などを背景に、8割強の大幅増となった。
通期連結業績は従来予想を据え置いた。