2025.01.31 米、4会合ぶり金利据え置き インフレ鈍化せず、利下げ休止 FRB、トランプ関税見極め

 【ワシントン=時事】米連邦準備制度理事会(FRB)は29日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利を2024年7月以来4会合ぶりに据え置くことを決めた。インフレ鈍化が進まず、景気や労働市場も堅調さを保つ中、金融緩和を休止。トランプ政権が検討する関税引き上げの影響も合わせ、まずは物価動向を確認する。

 政策金利は年4.25~4.50%のまま。決定は全会一致だった。

 FRBは今回の声明から「インフレが2%...  (つづく)