2025.02.13 岡谷電機、4~12月連結は大幅減収
岡谷電機産業の2025年3月期第3四半期(24年4~12月)連結決算は大幅な減収で、各種損益は赤字だった。主要な販売市場では、空調機器向けは緩やかながら受注回復の兆しがみられる一方、在庫調整が長期化している産業機器市場の回復は遅れ、厳しい状況が続いた。過年度の売上高増の反動減も影響。原材料の調達コスト増もあった。
空調機器などの回復の兆しがみられるものの、市況の本格的な回復が遅れている状況を鑑みるとして、通期連結業績予想は下方修正した。売上高は前回予想から13%引き下げた。各種損益も前回予想に比べ赤字額が大きくなる見込みだ。営業損失は前回予想の2.5倍の15億円としている。