2025.03.13 阪大と豊田中央研、絶縁膜とSiC界面に局在する発光中心のエネルギー準位を解明
絶縁膜/SiC界面野発光中心の模式図
大阪大学大学院工学研究科の小林拓真准教授らと豊田中央研究所(愛知県長久手市)は共同で、絶縁膜/炭化ケイ素(SiC)界面発光中心のエネルギー準位の解明に成功した。
SiCは優れた材料物性を有し、微細加工やプロセス技術も進展しているため、量子技術への応用が期待されている。
特に絶縁膜とSiCの界面に局在する発光中心(発光に伴う構造体)は、量子技術で重要な単一光子源として機能する。界面発光中心は、量子研究分野... (つづく)