2025.06.10 植物原料由来の原料製造プロセス開発へ、日本ゼオンが研究棟新設

研究棟の外観

 日本ゼオンは9日、植物原料由来の原料製造プロセス開発を行う研究棟をゼオンケミカルズ米沢(山形県米沢市)の敷地内に新設したと発表した。

 研究棟は2階建て、延べ床面積590.34平方メートル。合成ゴムの主原料であるブタジエンやイソプレンを植物原料から直接生産するバイオ技術の開発を推進し、資源循環型社会の実現を目指す。

 同社は中期経営計画「STAGE30」の全社戦略に「カーボンニュートラルとサーキュラーエコノ...  (つづく)