2025.06.11 顧客は携帯から自動車へ リテルヒューズ筑波事業所、48V化が追い風
リテルヒューズ筑波事業所
1990年代から日本製の携帯電話のバッテリー保護用ヒューズ生産などを担った米リテルヒューズ筑波事業所(茨城県稲敷市)は2025年現在、車載電子部品のモーター保護用ヒューズが大きな存在感を示す。車載部品は電力効率向上や小型化のため電源が12Vから48Vへ高圧化し、対応するヒューズの需要が高まっていることも追い風だ。
FAが進む拠点
筑波事業所は94年に設立。3万7593平方メートルの... (つづく)