2025.06.11 【ミリ波】70万人割れの衝撃

 2024年に国内で生まれた日本人の子どもの数は68万6061人で前年から約4万人減り、1899年の統計開始以降、初めて70万人を下回った—厚生労働省による人口動態統計の結果が衝撃を与えている▼出生数が最多だったのが1949年の約269万人。74年以降は減少傾向が続き、ピークから4分の1近くまで減ったことになる。国立社会保障・人口問題研究所がおととし公表した将来推計は、出生数が68万人台に達するのが2039年と予測していて想定より15年ほど早く少子...  (つづく)