2026.01.31 三社電機、25年4~12月期は増収減益 顧客需要の変動などが影響 

 三社電機製作所の2026年3月期第3四半期(25年4~12月)連結決算は、売上高が前年同期比1.4%増の181億8000万円、営業利益が同43.8%減の3億4700万円、経常利益が同60.6%減の2億8200万円、純利益が同83.2%減の8400万円で増収減益となった。顧客需要の変動や同業他社の動向など事業環境の変化が業績に影響を及ぼした。 

 半導体事業は、ディスクリートの販売やチップの販売は伸びた一方、主力のパワーモジュールは、中国向けの受注回復が鈍く減収。利益は前期から実施する設備投資の影響により、減価償却負担が膨らみ、赤字となった。投資効果の顕在化には時間を要するという。 

 電源機器事業は、一般産業用電源で特殊な充放電用や金属加工処理用、試験・評価用などの販売が増加。無停電電源装置や燃料電池パワーコンディショナーなどインバーター分野の電源も増収となった。一方、表面処理用電源は、電子部品向けやプリント基板向けの需要減速が継続していることなどで減収。材料コストの高騰で減益となった。 

 26年3月期通期の連結業績予想は据え置いた。