2026.02.16 【抵抗器特集】ツバメ無線 可変抵抗器技術を幅広い分野に応用

ロボットアーム用ステップリング(6極)ロボットアーム用ステップリング(6極)

 ツバメ無線は、創業97年の歴史を持つ可変抵抗器専門メーカー。技術力や品質に定評があり、事業の3本柱である可変抵抗器、ジョイスティック、スリップリングは、国内大手メーカーはもとより欧米メーカーに輸出され需要が伸びる。研究試作にも気軽に対応し、顧客の製品開発をサポートする。

 可変抵抗器は回転型、スライド型があり、音量調整、調光器、電動工具の回転調整、リニアセンサーの需要が伸びる。

 ジョイスティックは可変抵抗器の技術を応用し、レバー1本でXYの2次元操作ができる。超小型の「TX-13RPSR」は、内視鏡や手術支援ロボット向けで活躍している。小型の「TX-26PRR」は、監視カメラやゲーム機器、ラジコンヘリ、ラジコンカー、ドローン、クレーンなど遠隔操縦用途で実績が高い。シンセサイザーなど、新分野でも幅広く使用されている。

 ブーツ付きで高精度の新製品「NTX-262RAHS」は、コマンドスイッチにLED表示灯の付いたものも用意。使用現場での操作性を考慮し、顧客の要望に応えている。「NTX-262RAVN」はレバー操作角度を38度と狭くし、自動復帰のばねをレバーにはめ、操作精度と寿命を大幅に向上させた。XYZの3次元ジョイスティックも開発している。高い操作性や精度が求められる医療関連や測定器などの分野で引き合いが強い。

 スリップリングは固定側から回転側に電気や信号を供給。360度旋回し、カメラ1台で高い天井からの広域監視を可能にする。空港内やマンションなどのCCTV(Closed Circuit Television)用途に最適だ。高周波ケーブル付き、4K信号用なども開発されつつある。

 高性能の新製品「SRG-27-6CLL」は、低摺しゅう動どうノイズで回転寿命が従来機種の10倍以上になる方式で日本・米国の特許が認められた。ロボットアーム向け製品も開発している。