2026.03.06 NTTドコモ関西支社と滋賀県米原市が災害復旧拠点で協定 旧小学校など市施設を通信復旧活動の拠点に活用
NTTドコモ関西支社は、滋賀県米原市と「災害時における復旧活動拠点の確保及び使用に関する協定」を締結した。滋賀県内外で災害が発生した際に通信サービスの迅速な復旧と被災地域支援を行うことを目的に、米原市が所有する施設を災害復旧用活動拠点として活用する。協定式は4日、米原市役所で行われ、両者が協定書を取り交わした。
同協定は、地震や風水害などの災害発生時に通信サービスの早期復旧に向けた活動拠点を確保し、滋賀県内外の被災地域への支援を円滑に実施することを目的とする。米原市が所有する用地・施設をドコモが復旧活動拠点として使用できるようにすることで、迅速な対応体制を整備する。連携内容は、①災害発生時に災害復旧用活動拠点の用地確保・提供を行う②災害に備えた連絡体制を維持する――の2点である。
協定式でNTTドコモ関西支社の三澤美紀滋賀支店長は「米原市が所管する施設を災害時の通信復旧拠点として提供してもらうことで、滋賀県内のみならず周辺地域を含めた広域災害時にも活用できる体制を構築できる。移動基地局車の展開や復旧要員の迅速な参集など、より円滑で確実な通信復旧が可能になる」と述べた。
角田航也米原市長は「市として初めてとなる災害時の用地提供に関する協定であり、通信インフラの早期復旧体制を一層強化する重要な取り組みである。拠点として提供することで、移動基地局車や災害応援車両の迅速な展開が可能となり、市だけでなく周辺自治体を含めた広域的な通信復旧支援に寄与するものと期待している」と語った。
拠点として提供されるのは、米原市が所有する閉校中の旧息郷小学校と西坂防災倉庫。旧息郷小学校では、災害時に施設周辺の駐車場や校舎内の施設を復旧活動に活用する。米原市は交通の要衝に位置することから、岐阜県や福井県などへの中継拠点としての活用も検討している。







