2026.03.16 九州大学、サステナブル水素研究所を4月設立 3研究所を統合
九州大学は、水素材料先端科学研究センターと水素エネルギー国際研究センター、次世代燃料電池産学連携研究センターを統合し、4月1日に「サステナブル水素研究所(HYDROGENIUS)」を設立する。三つのセンターを統合することで、基礎から実用化までの連携や戦略・意思決定の迅速化を図り、水素の製造、輸送・貯蔵、利用に加え、社会実装を見据えた連携研究を含む体制を整える。
国際公募などを通じ、国内外の第一線研究者の参画を進め、水素分野の研究・人材育成・標準化・社会実装を世界水準で推進する。シニアアドバイザーには、米国エネルギー省(DOE)で水素・燃料電池分野の研究開発・実証・導入を主導してきたスニータ・サティヤパル博士(Dr. Sunita Satyapal) が就任し、国際連携を一層強化する。
九州大学は、2005年からの段階的な伊都キャンパスへの移転とともに、水素関連3センターを順次整備し、研究・教育・社会実装を継続的に推進してきた。23年には水素ステーションを活用し、伊都キャンパス周辺で大型水素燃料電池バスの運行も実施している。
今後は、新研究所を水素分野の研究・社会実装を一体的に推進する拠点として、カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所(I2CNER)と緊密に連携し、エネルギー科学分野の基礎研究から社会実装までの連続性を強化する。








