2026.03.17 カナデビア、米ミネソタ州でバイオメタンガス事業 資源循環と脱炭素化を後押し
カナデビアは17日、子会社でごみ焼却発電プラントの設計や建設、保守などを手がけるスイスの「Kanadevia Inova AG」が、米ミネソタ州で食品廃棄物などの有機性廃棄物を原料としたバイオメタン製造施設の建設と運営を行うと発表した。同州の廃棄物・リサイクル事業者「Dem-Con Companies, LLC」とともに、設計や調達、建設、完成後の運営やメンテナンス業務に取り組む。
施設では、有機性廃棄物を微生物の力で分解し、発生したバイオガスをアップグレードしてバイオメタンとして利用することに加え、分解後に残る消化残渣を炭化工程を経て「バイオ炭」と呼ばれる素材に転換する。バイオ炭は、有機系廃棄物を酸素の少ない状態で炭化して製造される炭素素材で、土壌改良材や肥料、燃料として活用。バイオ炭にすることにより、温室効果ガスの排出量を削減できる。
施設は、2027年に有機性廃棄物の受け入れを開始する予定。稼働後は、年間最大約7万5000tの有機性廃棄物を処理。バイオメタンを年間で約540万Nm3生産するとともに、約8000tのバイオ炭を生成する見込み。
これにより、埋め立て処分されていた有機性廃棄物の有効活用を進め、エネルギー供給と温室効果ガス排出量の大幅な削減に貢献する。








