2026.03.26 X-HEMISTRYと電通、スマートホームで提携 行動データ活用し製品開発など支援
X-HEMISTRYと電通がスマートホームで提携した
スマートホームのコンサルティングを行うX-HEMISTRY(東京都豊島区)と電通は26日、スマートホームの普及とマーケティング活用に向けた戦略的パートナーシップを締結したと発表した。生活者の実行動データを基にした製品開発などを加速させ、スマートホーム関連事業の成長を支援する。
両社は、X-HEMISTRYの事業開発力と、電通のデータ分析やAI(人工知能)活用による知見などを融合。スマートホームの実装からマーケティングまでを一気通貫で支援する体制を整える。
具体的には、生活行動データを統合・分析し、AIエージェントを活用した「使い続けたくなる」スマートホーム体験の創出を目指すほか、家庭内での製品の利用実態を可視化し、製品開発やCRM(顧客関係管理)などのマーケティング活動に生かせるようにする。
電通は、住宅や家電メーカーなど12社以上と連携したスマートホーム共創プロジェクト「HAUS UPDATA(ハウス・アップデータ)」を2024年5月から推進し、各種センサーやIoT機器から得られる生活データを統合・分析する実証実験を行ってきた。蓄積してきた生活者データにX-HEMISTRYの知見を組み合わせることで、スマートホーム事業の立ち上げ支援などを加速させ、市場の拡大につなげる狙いだ。
調査会社プレシデンス・リサーチによると、世界のスマートホーム市場は24年で1276億7000万ドルの規模で、34年までに1兆4045億9000万ドルと約11倍に拡大することを予想する。高成長が見込まれる一方、規格の違いや価値の分かりにくさなど課題もある。両社は連携により、企業の参入やサービスの高度化を後押ししていく。









