2026.03.27 ニデックアドバンステクノロジーとテクノホライゾン、サーバー基板向けX線検査装置の開発で協業
ニデックアドバンステクノロジーは、テクノホライゾン(名古屋市南区)との間で、AI(人工知能)サーバーやデータセンター市場に向け、多層プリント基板のバックドリル加工を高精度で高速に検査する「自動X線検査装置」の新製品開発に関する契約を締結した。
近年、生成AIの普及やデジタルトランスフォーメーション(DX)の加速に伴い、データセンターやAIサーバー市場が急速に拡大している。これらの機器に搭載される高性能サーバーには、大容量で高速なデータ通信を実現するため、高多層で高密度なプリント基板が使用されている。
こうした高速伝送基板では、スルーホールなどの主要工程の出来栄えが基板品質を左右する要因の一つになっており、特に「バックドリル工法」の品質検査の重要性が高まっている。こうした背景から、正確で量産ラインのタクトタイムに対応できる非破壊の検査ソリューションが求められていた。
今回開発する新製品は、量産ラインでの全数検査に対応可能な「業界トップレベルの検査速度」と、不良解析や研究開発にも耐える「高精度な撮像能力」を両立。また、従来のX線検査装置では、ボトルネックとなっていた検査レシピ設定の簡素化と自動化や検査時間の短縮などを1台で実現。急増するAIサーバー需要に応える量産ラインでの運用を可能にする。
協業では、ニデックアドバンステクノロジーが装置全体のシステムインテグレーションを手がけるほか、グローバルな販売とサポート網を提供する。








