2026.04.03 日本精工、電動ブレーキの高度化を支援 新開発「ボールねじ」の量産開始

新型回生協調ブレーキシステム向けに開発したボールねじ

 日本精工(NSK)は、自動車用ブレーキシステムを手がけるアドヴィックス(愛知県刈谷市)の新型回生協調ブレーキシステム向けにボールねじを新たに開発し、埼玉工場(埼玉県羽生市)で量産を開始した。新開発の材料を採用したことにより、高い信頼性を実現した。

 軸受生産のノウハウを生かして循環部のボールねじとの一体化や、サポート軸受や周辺部品との機能統合により、同ブレーキシステムの小型化・軽量化に貢献している。

 今後は、自動車の安全性・快適性に対する更なるニーズの高まりなどを背景に、電動ブレーキ技術の高度化に貢献しながら生産体制も適宜拡充していく計画。

 近年、自動運転のニーズが高まっており、世界規模で電動油圧ブレーキシステムの普及が進んでいる。その中でもボールねじ式は、静作動・逆作動ともに応答性が優れるため、衝突被害軽減ブレーキとの親和性が高く採用が拡大している。