2026.04.07 i-PRO、AI搭載全方位カメラ発表 6月から順次発売

Xシリーズの全方位カメラ

 セキュリティーカメラなどを手がけるi-PRO(東京都港区)は、3月23~27日に米国ラスベガスで開催された国際セキュリティー展示会「ISC West 2026」で、生成AI(人工知能)をカメラ本体(エッジ)上で実行する同社初のネットワークカメラを発表した。従来モデル比4倍にAI性能が向上したハイエンドAIカメラ「Xシリーズ」の360度撮影を可能にした「全方位カメラ」で、日本国内では2026年中、世界では6月から順次発売する。

 新製品はAmbarella製CV72 AIビジョンSoC(システム・オン・チップ)を使用した生成AIエンジンを搭載。検知処理や特徴量抽出は全てカメラ内部で行い、「横になっている人物」などのフリーテキスト入力により、リアルタイムで事象を検知する。

 Dockerコンテナに対応したオープンプラットフォームを採用し、ユーザー独自や第三者製のAIアプリケーションをカメラ上で実行する。セキュリティー面では、Secure Bootや署名付きファームウェア、FIPS 140‑3レベル3準拠などの機能を備える。

 記録映像の検索は、マルチAIソフトウエアや監視ソフトウエアと連携し、生成AIによるフリーテキスト検索に対応。映像データはオンプレミス環境で管理される。