2026.04.09 CTC、PC操作ログをAI分析 業務改善支援サービス開始
伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は8日、PCの操作履歴を生成AIで分析し、業務改善につなげる新サービス「GenTaskMining」を開始したと発表した。業務の可視化から改善提案までを一体で支援し、企業の業務改革サイクルの高度化と迅速化を狙う。
新サービスは、従業員のPC操作ログをもとに、業務手順や作業時間をAIが自動で分析する仕組み。従来はヒアリングやアンケートなど定性的な手法に依存していた業務分析を、データに基づき定量的に把握できる点が特徴である。
同サービスは、作業時間を自動集計する「Report Agent」と、業務課題の抽出や改善策の提示を行う「Insight Agent」の二つのAIエージェントで構成する。Report AgentはPC操作ログを業務単位で整理し、従来手作業で行っていた分析作業の効率化を図る。

一方、Insight Agentはチャット形式で指示するだけで、生成AIがログを解析し、課題の特定やレポート作成を行う。例えば、同一データの重複入力などの非効率作業を検出し、自動化や業務プロセス統合といった具体的な改善策を提示する。
同サービスは、PC操作の可視化ツール「CONTROLIO」の追加機能として提供する。クラウドやオンプレミスでの環境構築に加え、分析結果を踏まえたコンサルティングも含め、導入から運用、効果測定までを一貫して支援する。
CTCは本サービスを、業務プロセス改善サービス群「MiningLab」の一部として位置付けるとともに、AIエージェントを活用した業務変革支援「Data&AI Offering Suite」の中核技術として展開。データ化されていない業務や暗黙知の可視化を進め、企業のDX推進を後押ししたい考え。










