2026.05.13 SMKの26年3月期、営業黒字転換 円安や家電・産機市場の好調が寄与

 SMKが12日発表した2026年3月期連結決算は、前期比微増収となり、営業黒字転換した。為替の円安効果や家電・産機市場の好調により、売上高は従来予想を上回った。27年3月期も増収営業増益を計画する。

 26年3月期連結業績は、売上高が前期比0.3%増の482億400万円、営業利益が4億3000万円(前期比は2億2000万円の損失)、経常利益が前期比126.3%増の12億4300万円、当期純利益が5600万円(前期は18億8400万円の損失)。営業利益はメキシコ子会社での退職給付費用計上などにより前回予想を下回ったが、経常利益は為替差益計上により前回予想を上回った。

 26年3月期のセグメント別売上高は、CS事業は、スマートフォン向けは減少したが、車載、家電、産機市場向けが好調に推移し、前期比1.6%増の225億2000万円。SCI事業は、サニタリー用やエアコン用リモコン、車両用ユニット、EーBike用ユニットなどは好調だったが、住設用・スマート家電用リモコンなどが減少し、同0.1%減の256億2100万円。イノベーションセンターは、同75.2%減の6200万円。

 27年3月期連結業績予想は、売上高が前期比1.7%増の490億円、営業利益が同86.0%増の8億円、経常利益が同3.5%減の12億円、当期純利益が同約14倍の8億円。中東情勢の緊迫化が業績に与える影響は、現時点では予想に織り込んでいない。