2026.05.14 日本触媒、26年3月期は減収減益 原料安で販売価格が下落 中東情勢で今期予想は未定

 日本触媒の2026年3月期(25年4月~26年3月)連結決算は、販売数量が増加したものの、原料価格の下落などに伴い販売価格が下がり、減収減益となった。売上高は前期比2.3%減の3998億9800万円、営業利益は同8.0%減の175億3000万円、経常利益は同7.4%減の214億9300万円、純利益は同5.2%減の174億9600万円だった。利益面では、販売費、一般管理費の増加などが響いた。

 マテリアルズ事業は、プロセス触媒などの販売数量が減少し、減収となった。営業利益は一部製品の販売数量増加があったものの、製造固定費の増加などにより減益となった。

 ソリューションズ事業は、電子情報材料、脱硝触媒の販売数量が増加した。電池材料は製品販売構成の影響により増加し、事業全体の売上高は増収となった。営業利益は、販売費、一般管理費の増加などがあったものの、一部製品の販売数量増加により増益となった。

 2027年3月期通期の連結業績予想は、現時点で未定とした。中東情勢の緊迫化によるグループへの影響を合理的に算出することが困難なためとしている。