2026.07.23 リコー、アスエネに追加出資 GXソリューションを強化 顧客の脱炭素経営を支援
リコーは、CVC(コーポレート・ベンチャー・キャピタル)ファンド「RICOH Innovation Fund」を通じ、出資先のアスエネ(東京都港区)に追加出資した。両社の連携を強め、GX(グリーントランスフォーメーション)ソリューションの強化と、顧客の脱炭素経営支援を加速する。
リコーは、デジタルサービスの会社として、脱炭素社会の実現に向けたGXソリューションの提供を進めている。一方、アスエネは、企業の二酸化炭素(CO₂)排出量の可視化や削減、情報開示を支援するサステナビリティーAI(人工知能)プラットフォームを展開し、国内外の多くの企業のサステナビリティー経営を支えている。
リコーは、2024年6月の初回出資以降、アスエネとの協業を進めてきた。25年には、東京都が実施する企業の脱炭素経営計画策定支援事業に、国内販売会社のリコージャパンが共同提案者として参画。アスエネのサステナビリティーAIプラットフォームと、リコーグループの省エネ診断・改善提案を組み合わせた伴走型支援を実施している。
また、アスエネが台湾のESG・脱炭素分野の主要機関と連携して設立した「Taiwan-Japan Carbon Alliance(台日カーボンアライアンス)」には、リコーの現地法人Ricoh Taiwanが参画している。OA・オフィス設備から排出される温室効果ガス(GHG)のデータを追跡する役割を担い、グローバルでの連携も始めている。
今回の追加出資は、アスエネの高い成長性に加え、これまでの協業を通じて確認した事業シナジー(相乗効果)を踏まえて実施した。両社の知見を組み合わせ、顧客の脱炭素経営の実現を加速する。
今後は連携をさらに強化し、CO₂排出量の可視化から削減施策の実行、情報開示までを一貫して支援する。グローバルでの連携強化も視野に入れる。









