2026.07.23 KANHAM 2026に約9000人 無線各社が新製品を披露 第30回記念で大西氏講演

2日間で約9000人が来場した「KANHAM 2026」

初日に行われたオープニングセレモニーの様子初日に行われたオープニングセレモニーの様子

 第30回関西アマチュア無線フェスティバル「KANHAM 2026」(主催・日本アマチュア無線連盟関西地方本部関西6府県支部)が18、19日の2日間、大阪府池田市の池田市民文化会館、池田市立カルチャープラザなどで開かれた。会場ではアマチュア無線メーカーが新製品などを披露したほか、第30回を記念して宇宙飛行士の大西卓哉氏による講演会も実施。2日間で約9000人が来場した。

 今回のメインテーマは「はじめてのシグナルを見つけた感動を」、サブテーマは「~みやくみゃくと世界とつないで30年~」。第30回を記念した特別講演会を開き、子どもや一般来場者が楽しめるイベントも充実させた。約120団体が参加し、企業ブースにはアイコム、アルインコ、八重洲無線、JVCケンウッドなどの無線機メーカーが出展した。

 アイコムは、次世代フラッグシップモービル機「ID-5200」を初披露した。アルインコは、ノイズキャンセル機能を内蔵した特定小電力トランシーバー「DJ-P420NC」を参考出品。JVCケンウッドも、無線LAN機能を内蔵した「TM-D750S」などを参考出品した。八重洲無線は、フィールド、モービル、固定など、さまざまな運用に対応する「FTX-1」シリーズを展示した。

 会場のホールでは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙飛行士、大西氏が「宇宙に届け!みらい輝くわたしたち夢のデザイン」をテーマに講演した。日本アマチュア無線連盟(JARL)のパネルディスカッションや、アマチュア無線の免許を持つシンガーによるライブも開催。大阪・関西万博の会場に開設された「アマチュア無線ブース」の184日間にわたる運用についても報告した。

 子ども向けイベントでは、すもうロボット工作、電子オルゴール工作教室、マジック&サイエンスショーなどを開催した。

 初日にはオープニングセレモニーを実施した。JARLの森田耕司会長は「今年はJARL創立100周年。2027年には日本のアマチュア無線100周年という節目を迎える。このイベントの30年は、世界とつながってきた歴史でもある。無線の魅力と可能性に期待したい」とあいさつした。