2020.11.26 プラスチックに自己修復性を付与ADEKAが架橋剤 東工大と共同開発

 ADEKAは、東京工業大学 物質理工学院 応用化学系の大塚英幸教授と共同で、プラスチックに自己修復性を付与できる架橋剤を開発した。

 プラスチックをはじめとする高分子材料は、暮らしのあらゆるシーンで使用されている。使い捨てプラスチックごみによる海洋汚染が深刻な社会問題となっていることから、生分解性プラスチックなど、環境にやさしい処理技術が発達してきた。一方で、インフラやクルマ、住居などに用いられるプラスチックは、長寿命化するこ...  (つづく)