東西電気街といえば東京・秋葉原と大阪・日本橋筋のでんでんタウン。中間に名古屋・大須商店街がある▼半世紀近くこの3大電気街を訪れている。時代とともに街は変貌し続けるが、秋葉原と、日本橋筋や大須の街との大きな違いの一つが食べ物屋の数。1988年に神田青物市場が移転するまでは〝やっちゃ場〟周辺がアキバの食堂街▼そば、中華、喫茶、有名どころでは〝肉の万世〟もあるが、〝矢場とん〟〝互楽亭〟などを擁する大須商店街、共立電子産業が毎年配布して31版を重ねた〝日...　　(つづく)