2021.06.24 業務バーコード化アプリパック発売キヤノンMJ

 キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は、業務専用端末と業務特化型アプリケーションのトータルサポートで中小企業のデジタル化を支援する「業務バーコード化アプリパック」を今月下旬に発売する。

 アプリ、ハード・ソフトウエアの保守・サービスをパッケージで提供することで、中小企業の人手不足やコスト面の課題を解決する。

 デジタル化の進展や人手不足などの課題に対応するため、ITを活用した業務の効率化や生産性の向上を進める企業が増えている。しかし、目視による紙資料での作業やパソコンへの手入力業務が残ることで、端末を活用したシステム導入にはアプリの開発が必要。コスト面も含めて、導入の妨げとなっている。

 業務バーコード化アプリパックは、業務用端末と個別の業務に特化したアプリに加えて、5年間の保守・サービスをパッケージ化。アプリを開発することなく、バーコードを活用した業務をすぐに導入できるパッケージ商品。

 物品管理や照合、棚卸し業務におけるバーコード利用を促進し、人間の目と手作業で実施していた業務をデジタル化することで、各種業務の効率性と精度を向上させる。取り込んだデータは、CSV形式で保存ができ、各種業務システムと連携が可能となる。

 同パックには、専用コールセンターによるハード、ソフトの問い合わせ対応に加え、代替機のサービスも付属するため、トラブル時もスムーズなリカバリーを行うことができる。

 「部品管理」スタートパック、「2点照合」スタートパック、「棚卸し」スタートパックといった業種ごとに3製品を発売する。価格は24万円(税別)。