2019.11.12 オーディオテクニカ VM型ステレオカートリッジ発売

VM型ステレオカートリッジ「AT-VM95SH」

オーディオテクニカは15日、スタンダードモデルからハイグレードモデルまで多様な交換針を組み合わせることで、音の違いをより気軽に楽しむことができるVM型ステレオカートリッジ6機種(うち1機種はシェル付き)とヘッドシェル1機種を発売する。 VM95シリーズは、出力電圧やダイナミックレンジ、周波数特性などを向上したVM型ステレオカートリッジ。カンチレバーにアルミニウム、ハウジングには高剛性樹脂を使用し、4.0mVの高出力を実現した。 インサートナット構造により、トーンアームへの取り付け時にもナット不要で、これまで以上にスムーズに作業を行える。また、針先視認性を高め、狙った位置に針を落としやすいデザインを取り入れた。シリーズ内の製品であれば好みの針に交換することができる。音楽ジャンルなどに合わせて組み合わせを自由に楽しめる。 「まずはアナログレコードを聴いてみたい」「家に眠っているアナログ音源を復活させたい」など、より手軽に使いたいというユーザーに向けて、ユニバーサルトーンアーム用ヘッドシェル「AT-HS6」がセットになった「AT-VM95E/H」も用意した。税別価格は8000-3万3000円。 併せて発売するヘッドシェル「AT-HS6」は、ユニバーサルトーンアーム用9.3グラムの軽量なアルミダイキャストボディーで不要な振動を抑制。針先の視認性が高く、初心者でも狙った位置に針を落とすことができるよう配慮されたフィンガーリフト設計を採用した。シンプルで飽きのこないデザインで、ブラックとシルバーの2色から選べる。税別価格は4800円。